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あなたのこころをよむえほんは何歳から?5歳と8歳の正直な反応【マジック絵本レビュー】

絵本紹介
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白状すると、買う前は「8歳にはもう幼いかな、5歳には難しいかな」と半々の気持ちでした。ところが結果は予想外。娘(5歳)は冒頭の『3秒、目を合わせて』を毎回律儀にやって、本気で心を読まれたと信じこんでます。じゃあお兄ちゃん(8歳)は冷めてたかというと、それが…。「あなたのこころをよむえほん」が何歳から楽しめて、年齢でどう反応が変わるのか、わが家のリアルからお話しします。

「うちの子の年齢で楽しめる?」が、いちばんの悩みどころ

絵本選びでいちばん地味にこわいのって、年齢のミスマッチだと思うんです。早すぎるとポカンとされて終わるし、大きい子に渡すと「ふーん」で本棚行き。せっかくお金を出したのに数回で飽きられると、地味にこたえます。

この「あなたのこころをよむえほん」、見た目も中身もちょっと変わっているので、なおさら「うちの子の歳でハマるの?」が気になりますよね。プレゼント候補にしてる人なら、相手の子の年齢で悩んでる人も多いはず。というわけで、わが家の5歳と8歳でガッツリ試した体感から書いていきます。

そもそも「あなたのこころをよむえほん」ってどんな本?(実はマジック絵本)

正式には『レディ・ラビットのマジックショー あなたのこころをよむえほん』。タキシードを着たうさぎの手品師レディ・ラビットが、たった2つの質問だけで、あなたが心の中で選んだものを当ててくる――そういう読者参加型のマジック絵本です。レオナルド・ダ・ヴィンチも魅了したというマジックのタネが下敷きになっているそうで、心を読む絵本というジャンルとしてはかなり珍しいタイプ。

⚠ 大事なポイントを先に。これは「お話を読み聞かせる絵本」ではありません。ストーリーを味わう本ではなく、本を相手に見せて一緒に遊ぶ本。ここを勘違いすると「思ってたのと違った」になるので、最初に書いておきます。

📖 この本の基本データ

  • ✏️ 作:マリアンナ・コッポ(『トット』でケイト・グリーナウェイ賞ノミネートのイタリアの絵本作家)
  • 🌐 訳:大友剛(ミュージシャン&マジシャン&翻訳家。『ねこのピート』シリーズなどの訳も)
  • 🏢 出版社:徳間書店/2025年9月発売
  • 💰 価格:1,980円(税込)
  • ⭐ 絵本ナビの「NEXTプラチナブック」にも選ばれています

翻訳をご本人がマジシャンの大友剛さんが手がけているのも、この本らしいなと思うところ。読んでいて言葉のテンポがいいのは、たぶんそのおかげです。

あなたのこころをよむえほん

(マリアンナ・コッポ・作/大友剛・訳/徳間書店)

レディ・ラビットのマジックショー あなたのこころをよむえほん

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結論、何歳から? 5歳と8歳でこんなに違った

👉 結論:公式に「対象年齢◯歳〜」の明記がないタイプの本ですが、わが家の体感だと 4〜5歳くらいから小学校中学年あたりまでが、いちばんおいしくハマる印象です。

あくまで親の実感ベースですが、年齢ごとの温度差がけっこう面白かったので、そのまま書きます。

👧 5歳の娘:本気で信じて、毎回びっくり

最初の「3秒、目を合わせてください」を、娘は毎回それはもう律儀にやります。で、本当に心がつながって読まれていると、ガチで信じてる。親から見ると仕掛け自体は単純なんですが、当ててみせられるたびに本気で「なんで!?」と驚く。この素直さ、5歳ならではだなと。

しかもそれが嬉しかったらしく、今度は娘が8歳のお兄ちゃんに自分でやってあげてました。読んでもらう本が、いつのまにか「自分が誰かに見せたい本」になってる。これは正直、想定してなかった展開でした。

👦 8歳の息子:クールに見えて、何度もやってる

一方の8歳。当てられても、5歳ほどは驚いていないように見えました。「ふーん、当たった」くらいの表情。じゃあ刺さらなかったのかというと、これがそうでもなくて、二人で何度も何度もやって普通に楽しんでるんです。表向きクールでも、繰り返したくなる魅力はちゃんとある、ということなんだと思います。

仕掛け(タネ)は、大人やある程度大きい子だと「ああ、そういうことね」と気づける単純なもの。なのでここではあえてネタバレしません。気づいてからも子どもが何度もページをめくるのが、この本の地味にすごいところです。

図書館で借りて気づいた「これは手元に欲しい本だ」

実はわが家、最初は図書館で借りました。そうしたら子どもが何度も何度もページをめくるので、借り物としてはちょっとヒヤヒヤ。返却日も気になるし、ガシガシめくられるたびに「ああ、丁寧に…」と見守る羽目に。

結局、自分で買った方が精神的に圧倒的にラクでした。気兼ねなくめくらせてあげられるし、いつでも「やって!」に応えられる。何度も遊ぶタイプの本ほど、手元にある安心感がデカいんだなと実感しています。

あなたのこころをよむえほん

(マリアンナ・コッポ・作/大友剛・訳/徳間書店)

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他の人の口コミは?

2025年9月発売の新刊なので、口コミの数はまだそんなに多くありません。そのなかで、なるほどと思った声がありました。「心を読む」というより「どれを選んだかを当てる」トランプのマジックに近い感覚で、みんなで一斉に読むより、一対一でこっそり見せたり、タネを研究したりして楽しむ本だ、という指摘です。

これ、わが家の体感ともぴったり合います。大人数で同時に、という本ではなく、親子や姉弟で向き合ってやるのが向いている。読み聞かせ会みたいに大勢でわっと楽しむ用ではない、という点は買う前に知っておくといいと思います。

正直ベースのメリット・デメリット

⭕ よかったところ

  • 仕掛けが分かっても、子どもが何度も繰り返したくなる
  • 4〜5歳から小学生まで、年齢の幅が広い(姉弟一緒に遊べた)
  • 子どもが「自分で誰かに見せたい」と言い出す。受け身じゃない絵本
  • マリアンナ・コッポの絵が落ち着いていて、画面がうるさくない
  • 1,980円で長く遊べるので、満足度が高い

△ 気になったところ

  • お話を味わう絵本ではないので、ストーリー目当てだと肩透かし
  • 大人数で一斉に、には不向き。一対一・少人数向き
  • タネが分かると、大人だけで読んでも面白みは薄い(あくまで子どもに見せてこそ)
  • 何度もめくるので、借り物だと気を遣う=結局買いたくなる

こんな人におすすめ

  • ✅ 「読み聞かせ」より「一緒に遊べる絵本」を探している人
  • ✅ 年齢差のある姉弟・兄妹で、一緒に楽しめる1冊が欲しい人
  • ✅ 不思議なもの、マジックみたいな絵本が好きな子
  • ✅ 祖父母の家や友だちに見せたくなる、持ち運べる小ネタが欲しい人
  • ✅ 1冊で長く遊べる、コスパの良い絵本を探している人

逆に、寝る前にしっとりお話を読んであげたい、という用途には別の絵本のほうが合います。

まとめ:年齢で迷ってるなら、わが家の体感はこう

「あなたのこころをよむえほん」が何歳から楽しめるか。公式の対象年齢こそないものの、わが家では5歳がいちばん夢中になり、8歳もクールな顔で何度も付き合っていました。4〜5歳から小学校中学年あたりまでなら、まず空振りしないと思います。

そして、何度もめくる本ほど手元にあると気がラク、というのも借りてみて痛感したところ。子どもが「やって!」と言ったその場で応えられて、誰かに見せたくなったらすぐ持ち出せる。年齢でためらっていたなら、わが家の温度差を一つの目安にしてもらえたらと思います。

あなたのこころをよむえほん

(マリアンナ・コッポ・作/大友剛・訳/徳間書店)

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