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絵本のサブスクはどれがいい?5社を比較|こどものともを6年続けた母の結論

絵本を読む母と子ども2人のイラストと、「絵本のサブスクはどれがいい?5社を比較」「こどものともを6年続けた母の結論」の文字 絵本紹介
この記事は約12分で読めます。

▼ 結論(先に言います)

・絵本の定期便の価値は、選書の悩みを外注できることです

・この記事の5社はすべて買い取り型。返却期限はありません

・安く長く続けたいなら、こどものとも。うちは0歳から6年続けました

・海外絵本ならワールドライブラリー、名作のハードカバーなら絵本クラブ

・読まずに溜まる月はあります。でも返却期限がないので、あとから効きました

絵本のサブスク(定期便)は、毎月プロが選んだ絵本が自宅に届くサービスです。選書の悩みごと外注できるのが、いちばんの価値だと思っています。

白い机の上で開けられた段ボール箱に絵本が数冊入っている
※写真はイメージです

絵本を選んであげたい気持ちはあるのに、図書館に行く時間がない。我が家も今でこそ、子どもたちと一緒に、あるいは子どもたちが幼稚園や学校に行っている間に図書館へ行けますが、子どもが小さいうちは特に行けないんですよね。本屋で選ぼうにも、どれがいいか分からない。絵本のサブスクは、そういう家庭にこそ合っています。

先に1つだけ。この記事で紹介する5社は、すべて「買い取り型」です。届いた絵本は返さなくていいし、返却期限もありません。レンタル型の絵本サブスクをお探しの方は、この記事は当てはまりません。

我が家は息子が0歳のときから約6年、こどものともを続けてきました(今年度は習い事が忙しくて一時休止中。また再開する予定です)。この記事では、その6年の実感をベースに、主要な絵本定期便を比較します。先に正直に言うと、利用したことがあるのはこどものとものみ。他社は公式情報と利用者の声をもとに、「うちならどう選ぶか」の目線で整理しました。

絵本のサブスク(定期便)とは?メリットと正直なデメリット

絵本の定期便は、子どもの年齢に合わせてプロが選んだ絵本が毎月自宅に届くサービスです。我が家が6年続けて感じたメリットは、大きく3つ。

  • 選書を外注できる:「今月は何を読ませよう」と考えなくていい。これが想像以上にラク。
  • 自分では選ばない本に出会える:本屋で手に取らないタイプの本が届いて、それが子どもに大当たりすることがある。
  • 絵本が「自分の本」として手元に残る:図書館の本は「汚したらどうしよう、破いたらどうしよう」と地味に気を遣います。特に小さいうちは、お気に入りの本ほど口に入れるし、よだれは垂れるし、自分でめくって破れたりするもの。自分の本なら、その心配なしに好きなだけ触らせてあげられます。返却期限がないのも、あとから効いてきます(詳しくは体験談で)。

逆にデメリットも正直に。

  • 読まずに溜まる月がある:忙しい時期は、届いた袋を開けるのも後回しになります。我が家もありました。
  • 好みと外れる月もある:毎月100点ではない。ただ、その「外れ」が子どもには当たりだったりするので、判定が難しいのですが。
  • 送料の扱いはサービスごとに違う:本体が安くても送料が別にかかる場合があるので、比べるときは送料込みの合計額で。我が家はきょうだい2人分の購読で、それぞれに送料がかかりました。

こどものともを6年続けた実体験

我が家が使っていたのは、福音館書店の月刊絵本「こどものとも」シリーズ。息子が0歳のときに「こどものとも0.1.2.」から始めて、年少版→年中向き→こどものとも→ちいさなかがくのとも、と子どもの成長に合わせてコースを上げながら、息子は0歳から7歳まで、娘は0歳から5歳まで、それぞれ購読していました。こどものともは年度ごとに毎月新しい作品が刊行されるので、同じコースでも届く本は年によって違います。だからきょうだい2人分とっても、本がかぶらないんです。

続いた理由は、まず値段。月刊誌スタイルのソフトカバーなので、1冊あたりの本体価格がとにかく安い(2026年4月改定の公式価格で、こどものとも0.1.2.は月500円、年少版は月460円)。きょうだい2人分をそれぞれ取っていたので、それぞれに送料がかかるのは正直痛かったのですが、それでも十分満足のいく値段でした。市販のハードカバー絵本が1冊1,500円前後することを考えると、毎月2人分届いてこの金額は破格です。

そして子どもの反応。娘がいちばんハマったのは「さんまいのおふだ」で、毎日2回ずつくらい読まされる時期がありました。息子のお気に入りは「あぱそこぱーん」。どちらも、本屋で私が自分から選んだかというと、たぶん選んでいない。定期便だから出会えた本です。

明るい部屋の床に積み上げられた絵本の山
※写真はイメージです

読まずに溜まってしまう時期もありました。でも、ここが定期便のいいところで——本に返却期限はありません。あるとき突然たくさん読みだすことがあって、結局すべての本を何度も読みました。0.1.2.の絵本は短いので、まだしゃべれない時代から繰り返し読めたし、3歳くらいからは内容がある程度頭に入っているので、子どもが自分でページをめくって読むようになりました。「溜まった本」は「無駄になった本」ではなく、「あとから効いてくる本」だった、というのが6年の結論です。

4コマ漫画。届いた絵本の包みが開けられずに積み上がり、ある日子どもたちが自分から読みだして、最後は母が次々に読み聞かせをすることになる
※イラストはイメージです

絵本のサブスク 主要5社の比較表

主要なサービスを並べます。料金は記事執筆時点の公式情報です(変動するので、申し込み前に公式サイトでご確認を)。

サービス月額の目安冊数特徴こんな家庭向け
こどものとも(福音館)460〜500円+送料135円月1冊月刊誌型ソフトカバー。圧倒的に安い安く長く続けたい
ワールドライブラリーパーソナル1,100円+送料200円月1冊世界の翻訳絵本。しかけ絵本が届く月も海外絵本に触れさせたい
絵本クラブ(絵本ナビ)2,000〜3,000円前後月2〜3冊市販のハードカバー絵本。配本リスト公開・変更可定番の名作を手元に揃えたい
童話館ぶっくくらぶ2,100〜3,150円+送料220円月2冊硬派な選書。1冊への切り替えも可選書を完全に任せたい
いろや商店くらぶ6,600円〜絵本or図鑑1〜2冊+おもちゃ購入型。店長と相談して中身が決まる絵本も知育玩具も丸ごと外注したい

こどものとも(福音館書店)|6年使った我が家のイチオシ

体験談のとおり、我が家の答えはこれでした。月刊誌スタイルなので装丁はソフトカバーですが、中身は福音館の本気の選書です。

「ぐりとぐら」も「だるまちゃん」も、もとはこどものともから生まれた絵本です。いま多くの子どもが知っている定番絵本が、この月刊誌から出ています。毎月届く薄いソフトカバーの中に、そういう本が混じっているということです。

向いているのは、とにかく安く、長く続けたい家庭。0歳から小学校入学前まで切れ目なくコースがあるので、きょうだいそれぞれに合った内容で続けられます。注意点は、1家庭で複数コースを取ると送料がそれぞれにかかること。それを含めても、月1,000円ちょっとで2人分の「今月の1冊」が届くのは、他にない安さです。

申し込みは福音館公式のほか、雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jpからもできます。Fujisanなら6ヶ月・1年の一括払いも選べます。ただし送料込みの表示になるだけで、支払う総額は月払いと変わりませんでした(わが家の経験)。「一括にすれば安くなる」わけではない点はご注意を。執筆時点では新規登録でつかえる500円OFFのギフト券特典もあります。ページ下部から0.1.2.や年少版など他のコースにも飛べるので、入口として便利です。

こどものとも 定期購読(福音館書店)
(6ヶ月・1年の一括払いも選べます/特典の有無は時期により変わります)

▶ Fujisanで定期購読を見る

ワールドライブラリーパーソナル|海外絵本としかけ絵本の窓口

世界約30か国の絵本を日本語に翻訳して届けてくれるサービス。月1,100円+送料200円(合計1,300円)で、1歳0ヶ月から7歳11ヶ月まで月齢に合わせた配本が続きます。しかけ絵本が届く月もあるのが楽しいところ。

日本の絵本は図書館や書店で出会えても、海外絵本は親が自力で選ぶのが難しいジャンル。「家の本棚に世界の絵本を混ぜたい」家庭には、これが一番の近道だと思います。こどものともが「日本の絵本の王道」だとすると、こちらは「世界への窓」という住み分けです。

ワールドライブラリーパーソナル(世界の絵本の定期便)

▶ ワールドライブラリーを見る

絵本クラブ(絵本ナビ)|名作のハードカバーを手元に揃える

絵本情報サイト最大手・絵本ナビの定期購読。市販のハードカバー絵本がそのまま月2〜3冊届きます(月2,000〜3,000円前後・コースによる)。0歳から小学6年生までコースがあり、配本リストが全公開されていて、持っている本は事前に差し替えできるのが大きな特徴。

月刊誌型のこどものともと違って、書店に並ぶ「あの名作」がそのまま揃っていくので、本棚に定番絵本のラインナップを作りたい家庭向け。出産祝いなどギフトにも使いやすいサービスです。

▶ 絵本クラブ(絵本ナビ) 公式サイト

童話館ぶっくくらぶ|選書を完全に任せたい人へ

長崎の童話館グループが運営する老舗の定期便。月2冊(2,100〜3,150円+送料220円)で、流行に流されない骨太な選書に定評があります。配本リストは基本非公開で、「届いてからのお楽しみ」スタイル。

選書眼への信頼で成り立っているサービスなので、「自分で選ぶより、目利きに全部任せたい」家庭に向いています。こちらはアフィリエイトプログラムがないため、公式サイトをどうぞ:童話館ぶっくくらぶ 公式サイト

いろや商店くらぶ|絵本だけじゃ足りない家庭に

絵本に加えて、おもちゃ(知育玩具)や図鑑まで届く購入型のサブスク。「おもちゃ・絵本・図鑑選びの専門家」である店長さんとやり取りしながら、毎月届く中身が決まるのが最大の特徴です。レンタルではなく新品の購入なので、返却の手間がなく手元に残ります(遊び終わった製品のポイント交換引き取りもあり)。

プランはスモールボックス(月6,600円・おもちゃ1〜2点+絵本or図鑑1〜2冊・0〜3歳ごろ向け)とビッグボックス(月11,000円・おもちゃ1〜4点+絵本or図鑑1〜4冊・3歳〜やきょうだいのいる家庭向け)の2種類。

絵本の定期便としては高価格帯ですが、考え方が違っていて、これは「絵本もおもちゃも、子どもの遊びまわりを丸ごと外注する」サービス。誕生日や節句のたびに「何を買えばいいか分からない」と悩む家庭や、祖父母からの援助をまとめて形にしたい家庭に向いています。

いろや商店くらぶ(おもちゃ・絵本・図鑑の定期便)

▶ いろや商店くらぶを見る

タイプ別の選び方早見表

  • とにかく安く長く続けたい → こどものとも(我が家の6年がこれ)
  • 海外絵本・しかけ絵本に触れさせたい → ワールドライブラリーパーソナル
  • 定番名作のハードカバーを揃えたい → 絵本クラブ
  • 選書を完全に任せたい → 童話館ぶっくくらぶ
  • 絵本だけでなく知育玩具・図鑑も丸ごと → いろや商店くらぶ

迷ったら、まず月数百円のこどものともで「毎月絵本が届く生活」を試して、物足りない部分が見えてから2つ目を検討する——というのが、6年やった私のおすすめの順番です。

絵本のサブスクは、途中でやめられる?

ここを書いている記事が少ないので、正直に書きます。

わが家は、6年続けたこどものともを、いったんやめました。

子どもが自分で本を選べるようになったこと、そして今年度は習い事が忙しくなったことが理由です。いまも、再開しようか迷っています。そのあたりの本音はこちらの記事に全部書きました。

お伝えしたいのは、「一生続けるつもりで申し込まなくていい」ということです。

そして、やめたあとに残るものがあります。

買い取り型なので、やめても絵本は全部手元に残ります。

ここがレンタルとの決定的な違いです。6年ぶんの絵本は、いまも家の本棚にあります。やめた月から、それが「うちの絵本」になるだけです。

参考までに、わが家が使っていたこどものともは、退会が簡単でした。マイページから退会申請をするだけです。

そして、一括で払っていた分の差額も返ってきます。「1年分まとめて払ったから、途中でやめたら丸損」ということにはなりません。

ただし、解約や休止の条件はサービスごとに違います。「何か月前までに連絡が必要か」「最低◯か月は続ける決まりがあるか」はサービスによって変わるので、申し込む前に、それぞれの公式サイトで確認してください。ここは私が推測で書けない部分です。

まとめ|絵本のサブスクは「選ぶ手間」を買うもの

絵本のサブスクのいちばんの価値は、絵本そのものより「選ぶ手間がゼロになること」だと思っています。選書で消耗しなくなると、読み聞かせ自体が続く。そして届いた本は返却期限がないから、溜まっても、いつか必ず読まれる日が来ます。

図書館に行ける時期になったら、定期便と併用するのもおすすめです。ズボラ流の図書館活用法はこちら。

▶ 図書館の絵本の選び方|ズボラママ流・一つの棚だけ見る方法

今ある絵本で今夜を乗り切りたい人は、こちらをどうぞ。

▶ 読み聞かせで笑える絵本ランキング|マンネリ脱出、5歳8歳爆笑

よくある質問

Q. 絵本の定期便は何歳から始められますか?
A. わが家は息子が0歳のときに「こどものとも0.1.2.」から始めました。0歳向けの絵本は短いので、まだしゃべれない時期から繰り返し読めます。サービスによって対象年齢は違い、0歳から始められるものと1歳からのものがあるので、申し込み前に公式サイトでご確認を。

Q. きょうだいで2人分とると、同じ本が届いてしまいませんか?
A. こどものともの場合、かぶりませんでした。年度ごとに毎月新しい作品が刊行されるので、同じコースでも届く本が年によって違うからです。わが家は息子と娘それぞれで購読していましたが、本が重なることはありませんでした。ただし複数コースを取ると、送料もそれぞれにかかります。

Q. 届いた絵本を読まずに溜めてしまいそうです。
A. わが家も溜めました。忙しい時期は、届いた袋を開けるのも後回しでした。でも定期便の本には返却期限がありません。あるとき突然たくさん読みだす時期がきて、結局すべての本を何度も読みました。「溜まった本」は「無駄になった本」ではなく「あとから効いてくる本」だった、というのが6年の結論です。

Q. 図書館を使えば、定期便はいらないのでは?
A. 図書館に行ける時期になったら、併用がおすすめです。ただ子どもが小さいうちは、そもそも図書館に行く時間が取れませんでした。それに図書館の本は「汚したらどうしよう、破いたらどうしよう」と地味に気を遣います。小さい子ほど本を口に入れるし、よだれは垂れるし、自分でめくって破れたりもする。自分の本なら、その心配なしに好きなだけ触らせてあげられます。

Q. 6ヶ月や1年の一括払いにすると安くなりますか?
A. わが家がFujisanで確認した限りでは、安くなりませんでした。一括払いは送料込みの表示になるだけで、支払う総額は月払いと変わりません。「まとめて払えばお得」ではない点は、申し込む前に知っておいたほうがいいと思います。

Q. 種類が多くて選べません。どれから試せばいいですか?
A. まずは月数百円で始められるこどものともで、「毎月絵本が届く生活」そのものを試してみるのがおすすめです。実際にやってみると、海外絵本がほしい・ハードカバーで揃えたい、といった物足りない部分が見えてきます。そこで2つ目を検討する——というのが、6年やった私の順番です。

Q. 絵本のサブスクは途中でやめられますか?
A. わが家は6年続けたこどものともを、いったんやめました。子どもが自分で本を選べるようになったことと、習い事が忙しくなったことが理由です。こどものともの退会自体は簡単で、マイページから退会申請をするだけでした。一括で払っていた分の差額も返ってきます。ただし解約や休止の条件はサービスごとに違うので、他社は申し込む前に公式サイトで確認してください。ひとつ言えるのは、この記事の5社はすべて買い取り型なので、やめても絵本は手元に残るということです。レンタルと違って、返す必要はありません。

📖 あわせて読みたい:こどものともは何歳から?6年続けて一度やめ、再開を考えている理由(この比較表の「こどものとも」を6年使った実体験。一度やめた話も書いています)

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にゆママ

にゆママです。小学生と年長を育てるシングルマザー。こどもちゃれんじを0歳から7年、今はチャレンジタッチ。読み聞かせボランティア2年目、野球経験ゼロのまま野球ママ3年目。絵本も教材も「うちの子が本当に笑ったか、続いたか」で正直に書いています。家事は苦手なので、ズボラでもできる方法だけ。

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