7月の少年野球、グラウンドに日陰はありません。子どものことを心配して付き添ったはずの母が、気づけば自分が一番ぐったりしている——入団初年の私です。今年で3回目の夏になります。選手の暑さ対策グッズはよく語られるけど、応援する側・お茶当番の親の装備って、誰も教えてくれないんですよね。
この記事では、野球経験ゼロ・年中で入団した我が家が炎天下のシーズンを越えて「これは効いた」と残ったグッズを7つに絞りました。選手にも親にも使えるものばかりなので、夏の持ち物リストを見直すきっかけになれば。逆に「期待したのに合わなかったもの」も後半で正直に並べます。
少年野球の夏、暑さ対策は「選手」だけじゃ足りない
入団して最初の夏、私は子どもの水筒だけ準備して、自分の装備をまったく考えていませんでした。結果、子どもより先に親がバテる。一日グラウンドにいると日射しで頭は痛いし、用意した飲み物はぬるい。これ、わりと少年野球あるあるだと思います。
暑さ対策は「選手が倒れないため」と「親が最後まで応援・サポートを続けられるため」の両方が要る、というのが2回の夏を超えての結論です。なので今回のグッズは、選手用・親用をまぜて選んでいます。
暑さ対策グッズの選び方|我が家が重視した3つの基準
- ① 日差しを遮り、こまめに体を冷やす:体感がいちばん変わるのは、直射日光を遮ることと、暑い時にサッと冷やせること。
- ② 水分と塩分を切らさない:水だけでは足りない。塩分とセットで初めて意味がある。
- ③ 親の体力を温存する:親が元気じゃないと一日もたない。座る・冷やす・運ぶをラクにする。
この3つで効いたものだけを残しました。順番にいきます。
1. 大容量の保冷水筒・ジャグ+2Lの水(合わせ技が正解)
真夏の練習・試合は、想像の倍くらい水を飲みます。1Lの水筒では昼前に空になりました。今は2L以上の保冷ジャグを基本にしつつ、別で2Lのペットボトルの水も持っていきます。水筒の中身が減ったら継ぎ足す、ぬるくなった麦茶を薄める——とにかく水は多めにあって困りません。
保冷力のあるジャグだと、昼を過ぎても氷が残っていて冷たいまま。これは本当に差が出ます。こんな人におすすめ:水筒の容量で毎回不安になっている、兄弟分もまとめて持たせたい家庭。
2. 塩分タブレット&経口補水液(タブレットは必須)
暑さ対策で絶対に外せないのが塩分タブレットです。水分だけ摂っても汗で塩分が抜けるので、これがないと夏は乗り切れません。我が家の裏技は、タブレットを水筒にテープで貼っておくこと。水分補給のたびに一緒に口に入れられて、「飲むついでに塩分も」が習慣になります。いろんな味がありますが、うちはスポドリ味が一番人気でした。
経口補水液は毎回ではなく、クーラーボックスに常備しておいて、暑さがきつい日や子どもがしんどそうな時の切り札にしています。常備しておくと安心感が違います。こんな人におすすめ:子どもがなかなか水分を摂りたがらない、熱中症が心配な家庭。
3. クールリング(首掛け)は大きいサイズを
首を冷やすクールリングは、使っている家庭がとても多いアイテムです。正直に書くと、我が家は娘はたまに使う/息子は使っていません。息子は首に何かをつけるのが苦手なタイプで、これは完全に子どもの相性です。合う子にはすごく効くので、嫌がらないか様子を見てから買うのがいいと思います。
選ぶなら小さいタイプより大きいサイズがおすすめ。小さいものは冷たさが続く時間が短く、すぐぬるくなりました。こんな人におすすめ:首を冷やすのを嫌がらない子、応援する親自身の暑さ対策にも。
4. シェード付きのチェア(テントは我が家は無し)
親の体力温存で一番効いたのが、日よけシェードが付いた折りたたみチェアです。座れて、頭の上に日陰ができる。お茶当番でも応援でも、これがあるかないかで夕方の消耗が全然違います。別記事でも書きましたが、上から落ちてくる虫よけにもなります。ただし日の傾きによっては、まったく日陰にならない時間帯もあるので、置く向きはこまめに調整を。
ポップアップテントも検討しましたが、我が家は使っていません。中が蒸し暑くこもってしまって、娘にも不評でした。風が抜けるシェード付きの椅子のほうが、うちには合っていました。こんな人におすすめ:お茶当番・応援で長時間グラウンドにいる親、テントの蒸れが苦手な人。
5. 体感温度が下がる冷却ミスト
シューッと吹きかけると体感温度が下がるタイプのミスト(ビオレなどから出ています)は、我が家のリピート品です。汗をかいたあとの首や腕に使うとスッとして、子どもも「気持ちいい」と言って自分で使います。荷物にならないので一本入れておくと便利。こんな人におすすめ:手軽にひんやりしたい人、こまめにリフレッシュしたい親子。
6. 氷入れ(ワークマンが優秀)
地味だけどめちゃくちゃ役に立ったのが氷の持ち運び。氷をたっぷり持っていけると、飲み物を冷やす・タオルを冷やす・補食を冷やすと万能です。我が家はワークマンの氷を入れる用のものが使い勝手がよくて当たりでした。クーラーボックスと組み合わせなくても、これ単体で保冷力が十分。土曜の朝に氷を入れておくと、日曜の夕方までもちました。こんな人におすすめ:飲み物や補食を冷たいままキープしたい家庭。
7. 凍らせ・冷やし補食(スープジャーが大好評)
補食(運動の合間にとる軽い栄養補給)も、夏は冷たいものにすると一石二鳥です。スープジャーに入れたアイスは毎回大好評。冷たいまま運べて、休憩時間に子どもたちが喜びます。
最近の新定番が浅漬けにしたきゅうり。100均の細長い氷を作る袋にきゅうりを入れて冷やして持っていくと、塩分も水分も取れて、暑い日でもさっぱり食べられます。ほかにも、ゼリーを凍らせる、ゼリー飲料やそれと同じ形の飲み物を凍らせるのも軽食として優秀でした。
補食・軽食のレシピやスープジャーの使い方は、こちらの記事に詳しくまとめています。
▶ 少年野球の夏の差し入れに!スープジャーで自作フローズンヨーグルト&ズボラ軽食
正直、我が家には合わなかったもの
口コミで人気でも、実際に使うとうちには合わなかったものもありました。買う前の参考にどうぞ。
- 冷感タオル:思ったより冷えず、出番がなくなりました。
- ポップアップテント:中が蒸し暑くこもって、娘に不評。
- ハンディファン:暑さ対策としては我が家には合わず、今は娘の遊び道具に。
- 冷却スプレー:うちはミストのほうが使い勝手がよく、こちらは定着しませんでした。
もちろん合う家庭も多いアイテムなので、「うちには刺さらなかった」という一例として読んでもらえたら。
お茶当番・応援する親の夏装備とまとめ
最後に、選手だけでなく親自身の必需品を。日焼け止めと虫よけは、選手にも親にも必須でした。一日外にいると日焼けも虫刺されもかなりのもので、これを忘れると地味に消耗します。
あらためて、我が家の暑さ対策グッズ7選はこちら。
- 大容量の保冷水筒・ジャグ+2Lの水
- 塩分タブレット&経口補水液
- クールリング(大きめ)
- シェード付きチェア
- 体感温度が下がる冷却ミスト
- 氷入れ(ワークマンが優秀)
- 凍らせ・冷やし補食(スープジャー)
全部いっぺんに揃えなくても、まずは水筒・塩分・日よけから。それだけで親子の夏のしんどさがかなり変わります。
水筒のサイズで迷っている方は、こちらも参考にどうぞ。何リットルがいいか、実体験でまとめています。
お茶当番(お当番)の持ち物は、こちらにまとめました。コーヒーで乗り切るコツも。
▶ 少年野球のお茶当番は何を持っていく?コーヒーで観戦気分に
▶ 少年野球の水筒は何リットル?2リットルでも足りなかった夏
入団1年目の買い物全般は、こちらにまとめています。あわせてどうぞ。


