少年野球に入る前に聞いておけばよかった3つのこと|習い事のつもりで入ったら全然違った

荷物を抱えた母と、泥だらけのユニフォームでバットを持つ息子、シートの上でひとりで遊ぶ下の子。少年野球のグラウンドのイラスト。少年野球に入る前に聞いておけばよかったことを書いた記事のアイキャッチ 少年野球
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▼ 結論(先に言います)

・少年野球は習い事とは別物でした

・他の習い事は送迎だけ。野球は当番・熱中症対策・見守りがあります

・ただしチームによって全然ちがう。お当番のないチームも増えています

・聞いておけばよかったのはお金・道具・母の関わり方の3つ

・うちは団費が学年とともに上がります(未就学児のうちは安い)

・それでも、息子が活躍した日にぜんぶ吹き飛びます

うちの息子が少年野球を始めて、3年目になりました。

入団を決めたとき、私は完全に「習い事」だと思っていました。ピアノとかスイミングとか、そういうものの一種だと。

そう思っていたのには、理由があります。

全然ちがいました。

これから入団を考えている方に向けて、私が知らずに入って戸惑ったことを、正直に書きます。

そもそも、始めるつもりはありませんでした

きっかけは、プロ野球観戦のチケットが当たったことです。

当時の夫が野球好きだったので、プレゼントのつもりで懸賞に応募したら、当選しました。家族で球場に行きました。

そうしたら、息子がどハマりしました。

それまでの息子は、児童館のバスケットゴールで遊ぶのが好きで、「バスケがやりたい」と言っていたんです。その日を境に、野球一色になりました。

チームは息子が決めました。というより、脅されました

最初に体験に行ったチームは、本人も「楽しかった」と言っていました。そこで決まりかけていたのですが、夫が「他のチームも見てみたい」と言うので、別のチームも見学に行きました。

これが、息子にとって最高のチームでした。

本人いわく、先輩が優しかったそうです。常に声をかけてくれていたと。

そして、見ていた私が驚いたのが人を素直にほめられる子が多いことでした。うまくいった子に「ナイス!」と言える。低学年チームなので、最高学年でもまだ3年生です。その年齢で、自然にそれができている。

正直、こういう子に息子もなってほしいと思いました。親が惹かれたのは、練習の内容でも実績でもなく、そこでした。

見学から帰ってきた息子が、こう言いました。

「このチームじゃなかったら野球やらないけど、いいの?」

いや、頼んでませんけど。

誰も「野球をやってくれ」とは言っていないのに、なぜか交渉を仕掛けられました。もちろん、そのチームに入りました。

不安はゼロでした。団費が安かったからです

入団前、私に不安はまったくありませんでした。

理由のひとつが団費です。見学に行ったとき、他のママさんにこう言われました。

「この値段で1か月の習い事と思ったら、安くない?」

本当にそのとおりだと思いました。他の習い事も経験していたので、完全に習い事感覚になりました。

……ただ、これは後になって分かったことなのですが。あれはたぶん、入ってほしくて言ってくれていたんだと思います。嘘ではありません。嘘ではないのですが、「安い」で判断すると足をすくわれます。

ちなみにうちのチームは、団費が学年とともに上がります。ずっとこの金額ではありません。ここはチームによって違うので、必ず自分の入るチームで確認してください。

にゆママにゆママ
団費の安さだけ見て「余裕だな」と思っていた3年前の私、いまは毎週グラウンドにいます。

でも、習い事とは性質がまったく違いました

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

ほかの習い事は、送っていって、迎えに行けば終わりです。その間、親は自由です。

少年野球は、そうではありませんでした。

わが家のチームで、親にあるもの
・当番
・子どもたちの熱中症対策
・お昼ごはんの時間の見守り
・そのほか、その日その日で発生するあれこれ
……そして、ここに書ききれないくらい他にもあります。

「預けて終わり」ではなく、「一緒にその場にいる」のが、わが家にとっての少年野球でした。ここが習い事との決定的な違いです。

ただし、これはチームによってまったく違います。お当番のないチームも増えていますし、親の出番をなるべく減らす方針のチームもあります。「少年野球はこうだ」と一括りにはできません。だからこそ、入る前に自分のチームのことを聞いてほしいんです。

お金の額だけを見て「習い事より安い」と判断すると、時間のほうで想定外になります。私がまさにそれでした。

入る前に聞いておけばよかった、3つのこと

3年たったいま、「これは先に聞いておけばよかった」と思うことが3つあります。

① 実際にかかるお金

団費だけではありません。道具、ユニフォーム、遠征の交通費。団費が安くても、総額は別の話です。

② 用意しなければならないもの

グローブやバットはもちろん、チームのTシャツ、試合用シャツ、ユニフォーム、靴下、アンダーシャツ。入団が決まってから一気に揃えることになります。

③ 母がどれくらいチームに関わる必要があるか

これがいちばん大事です。そしてこれは、チームによっても家庭によっても変わります。

正直に言うと、わが家は関わっているほうだと思います。息子が「練習も見ていてほしい」タイプなので、グラウンドにいることが多いです。

ただ、下の子(年長の娘)が飽きてしまうので、土日に練習があるときは片方の日はグラウンド、もう片方は娘と過ごすと決めています。全部に行こうとすると、家庭のほうが回りません。

にゆママ(困り顔)にゆママ
家事が苦手だとなおさらです…

最初の1か月で、いちばん戸惑ったこと

入ってすぐ、想定していなかったことが3つありました。

お弁当の量です。

いまは大人用のお弁当箱を持たせています。最初は「そんなに食べる?」と思いましたが、足りませんでした。中等部に上がるともっと食べられるようにしないといけないらしいので、いまから少しずつ量を増やしているところです。

そして、お弁当の中身にも決まりがありました。

うちのチームには「麺類はダメ」という決まりがあります。もともとの団の決まりだそうです。軽食を用意すること、練習後の軽食の内容も決められていました。

ただ、これはだんだん緩和されてきています。いまは夏は麺類OKになりました。チームの決まりは変わることもあるので、入る前に聞いた内容がずっと続くとは限りません。

3つ目は、暑さと寒さのコントロールです。

これが思った以上にきつい。ここ数年、秋がありません。猛暑が終わったと思ったら、涼しい期間をほとんど挟まずに寒くなります。グラウンドという場所のせいもあるかもしれません。

しかも、きれいに切り替わってくれるわけでもないんです。「寒くなったから冬用にしよう」と思った次の週に、すごく暑い日が来る。これがざらにあります。結局、両方持っていくことになります。

野球経験ゼロは、まったく問題ありませんでした

不安に思う方が多いところだと思うので、はっきり書いておきます。

私は野球経験ゼロです。ルールも知りませんでした。でも、問題ありませんでした。

息子と一緒に覚えました。むしろ一緒に覚えていくのが楽しかったくらいです。いまはチームのスコアを書けるところまで来ました。

キャッチボールもできませんでしたが、少しはできるようになりました。いまは息子の球が速すぎて痛いので、やりたくありません。

ひとつだけ正直に言うと、親子試合のとき、経験者のお父さんお母さんは動きがかっこいいです。あれはうらやましい。

入団前の自分に、一言だけ言えるなら

最後に、正直なところを書きます。

土日はなくなります。

きついです。体力的にもそうですし、洗濯も、荷物も、時間も。親同士の関係でしんどくなることもあります。ここは正直に、ある、と書いておきます。

それでも。

息子が活躍した日や、チームが勝った日には、それが全部ふっとびます。

いえ、活躍していなくてもいいんです。息子が心から楽しそうに野球をやっていれば、それだけでふっとびます。

「大変だからやめておいたほうがいい」とは言いません。ただ「習い事の延長」だと思って入ると、確実に面食らいます。そこだけは、先に知っておいてほしいと思って書きました。

よくある質問

Q. 少年野球は普通の習い事と何が違いますか?
A. 親の関わり方が違うことが多いです。ほかの習い事は送迎だけで済みますが、わが家のチームには当番があり、子どもたちの熱中症対策やお昼ごはんの見守りも発生します。「預けて終わり」ではなく「一緒にその場にいる」のが、わが家にとっての少年野球でした。ただしこれはチームによってまったく違い、お当番のないチームも増えています。金額だけで比べると時間のほうで想定外になるので、入る前に自分のチームの実際を聞いてみてください。

Q. 親に野球経験がなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。わが家は私も経験ゼロで、ルールも知りませんでしたが、息子と一緒に覚えました。いまはチームのスコアを書けるところまで来ています。キャッチボールも少しはできるようになりました。経験がないこと自体で困ったことは、3年間でほとんどありません。

Q. 団費は安いと聞きましたが、本当ですか?
A. わが家のチームは未就学児のうちが抑えられていて、「1か月の習い事と思えば安い」と感じました。ただし学年が上がると上がります。これはチームによって違うので、必ず自分の入るチームで確認してください。さらに団費のほかに道具・ユニフォーム・遠征費がかかるので、団費だけで総額を判断しないほうがいいです。

Q. 母親はどれくらいチームに関わりますか?
A. チームによっても家庭によっても変わります。わが家は息子が「練習も見ていてほしい」タイプなので、グラウンドにいることが多いほうです。ただ下の子が飽きてしまうので、土日に練習があるときは片方の日だけグラウンドに行き、もう片方は下の子と過ごすようにしています。全部に行こうとすると家庭が回りません。

Q. お弁当はどれくらい持たせればいいですか?
A. わが家はいま大人用のお弁当箱です。最初は多いと思いましたが足りませんでした。またチームによってはお弁当の中身に決まりがあることもあります。うちは麺類がNGでした(いまは夏だけOKに緩和されています)。入団前に確認しておくと安心です。

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にゆママ

にゆママです。小学生と年長を育てるシングルマザー。こどもちゃれんじを0歳から7年、今はチャレンジタッチ。読み聞かせボランティア2年目、野球経験ゼロのまま野球ママ3年目。絵本も教材も「うちの子が本当に笑ったか、続いたか」で正直に書いています。家事は苦手なので、ズボラでもできる方法だけ。

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